幼稚園教諭
保育士との違い
子供に関わる仕事として、幼稚園の教諭の仕事があります。
保育士の仕事と、幼稚園の先生の仕事はかなり似た面がありますが、
保育士な厚生労働省、幼稚園の先生は文部科学省の管轄であるという大きな違いがアリます。
保育士は保育をするのが仕事、
幼稚園教諭はある種の教育を児童に施すのが仕事ということがいえるかもしれません。
幼稚園教諭の一日は、かなり朝早くから始まるところが多いです。
朝7:30から遅くとも8:00には登園し、園内や園庭の清掃を始めます。
当番で送迎バスに乗り込み、園児の送迎引率をすることも。
保育士も朝早いところでは7:00から保育が始まりますので、
もっとはやく登園しなければならないところもありますが、幼稚園もかなり朝が早いのですね。
園児がそろったら、朝の会をして、その後手段保育を行います。
集団保育では歌を歌ったり絵を書いたり、何か創作をしたりということが多いようです。
保育士や幼稚園教諭の仕事は、園児に歌を歌わせることがとても多いので、
その伴奏をするためにピアノが弾けることが大前提となり、
それぞれの資格試験ではピアノのテストもあります。
集団保育の後は園児たちと昼食を摂り、その後また手段保育を行って、
保育終了はだいたい14:00くらいが多いようです。
しかしその後も送迎バスの引率や園内の清掃、保育資料の作成、
時間外預かり保育の当番などかなりたくさんの仕事がありますので、
帰宅は早くても夕方以降。保育士同様かなりハードな仕事といえるでしょう。
ハードな仕事には変わりない
保育士のほうが時間が長いのでハードに思える点が多いですが、
幼稚園教諭の仕事は保育園よりも園児をしっかり見ている必要があり、
その様子を親御さんにきちんと報告できるようにして置かなければならないので、
神経を使う仕事であるともいえます。
なぜか保育園と比べると幼稚園に通わせている園児の親御さんのほうが、
子供の円での生活に敏感なので、いろいろな相談や質問を受けることが多く、
そういったときにしっかりと対処できるように、園児一人ひとりの様子を把握しておかなければなりません。
心身ともにかなりハードな幼稚園教諭の仕事ですが、
小さな園児達の保育を行うことで心が洗われることも多く、
また自分自身が出産し、育児をするときに役立つことをたくさん学べますので、
意外と人気の高い職業のようです。
ただし出産などで一年の途中で急に休むことなどは許されませんので、
人生設計やライフスタイルをしっかりと管理しなければならない責任ある仕事だともいえます。