幼児食アドバイザーってどんな資格?
乳幼児の食事は重要
偏食の大人が多くなっているという話も聞きますが、偏食の大本になるのが乳幼児期の食事といわれています。
乳幼児期の食事はとても大切で、離乳食から大人と同じものを食べるようになる時、その人の食生活の基礎が作られるといわれているのです。
つまり乳幼児期の食事によって大人になってからの食事について左右される可能性が高いということになります。
食育という教育が必要なほど、家庭の中に食事に対する意識が薄れているといわれている世の中です。
幼児期の食事について深い知識を持つ幼児食アドバイザーの資格が注目されています。
幼児食アドバイザーとはどんな資格?
1歳半くらいから6歳クラまでのお子さんが食べる「幼児食」について、深く学ぶことができる民間資格が幼児食アドバイザーです。
講座で学ぶことによって資格を取得できますが、基礎から実践まで様々な「幼児の食」に関係する専門知識を養うことができます。
幼児食というのは幼児に必要な栄養素が含まれ、十分にかみ切れる柔らかさがあり、味覚を麻痺させない素材の味を活かした味付け、さらによく噛む習慣をつけることができる食事です。
例えばイカやワカメなどの幼児ではなかなか噛切ることができない食材を細かくするとか、お子さんがみて食べたいと思う彩の食事を作るなども幼児食のポイントになります。
幼児食アドバイザーの仕事
国家資格ではなく民間資格なのでこの資格を持っていないと仕事ができないということはありません。
ただ、この資格を持っていることで幼児の食事に対する専門知識を持っている事が証明されるため、保育などの仕事に大いに生かすことができます。
幼児食だから幼児に関連する仕事に就くために・・・ということもなく、例えば細かく噛切りやすく作るという部分を見ると、高齢者の食事にも活かすことが可能です。
例えば幼児食デリバリーの開業を目指すということもできます。
資格を取得するためには
幼児食アドバイザーの資格を取得するためには通信教育や要請講座があります。
条件は特になく、通信教育ではすべての添削課題を提出し、その課題にすべて合格することで修了証の授与となり、資格取得が可能です。
講座の場合は1日講座で、こちらも条件は特にありません。
申し込みし費用を支払い講座で1日学び、在宅で調理課題や執筆試験を受けて合格することで、認定証、バッチ、指導ツールなどを受け取ることができます。
保育士など保育関連の仕事をされている方、将来幼児教育などを行いたい方へもいい知識となるでしょう。
また日頃の幼児の食事に活かすことができるので、結婚されてお子さんを妊娠中に講座へ出席するという方もいます。
様々なことに活かすことができる魅力的な資格です。