おうち保育園でのお仕事
おうち保育園は、少人数でアットホームな環境を提供
おうち保育園とは、労働者の自宅やマンションの一室、さらには、保育依頼者の自宅などで、お子さんをお預かりして行うタイプの保育園です。
保育園と聞くと大人数の子供たちを想像するかもしれませんが、おうち保育園の場合は、数人のみの預かりを行い、少人数で一人一人のお子さんを大切に見つめていきます。
少人数制のため一人一人のお子さんと密なコミュニケーションを取ることが出来、親御さんへも、より詳細な報告、親御さんとの細かい連携を取ることが出来るでしょう。
お子さん一人一人と向き合う時間が自然と増えるため、お子さんの自己肯定感がアップし、様々な成長を期待することが出来るタイプの保育園として注目されています。
おうち保育園開園で待機児童ゼロを目指す
近年話題となっている、保育園に入ることが出来ずに自宅待機をしている、待機児童。
そんな待機児童を減らすために、おうち保育園の存在はとても重要なものとなっています。
地域によっては、おうち保育園が多く開園したことによって、待機児童がゼロとなった地域もあるようです。
おうち保育園は、お子さんにとってはもちろん、保育園が見つからずに苦しんでいる、親御さんの強い味方といえるでしょう。
年齢制限などは特になく、おうち保育園開業講座を受講することで受講可能なため、老若男女問わずに始める方が増えています。
保育士の資格が必要なのか?
おうち保育園を行うためには、全国各地で行われている、おうち保育園開業講座を受講し、受講修了する必要があります。
講座を無事に終了することが出来れば、晴れて、おうち保育園を開園することが出来るでしょう。
講座内容は、学科はもちろんですが、実習を行う必要もありますので、スケジュール相談をして、全過程を修了する必要があります。
ですが、スケジュール面で配慮をしてくれる講座受講機関も多く、必ずしも、何日と何日に受講をしないといけないということはありません。
実習先の配慮も行ってくれることがほとんどになります。
その為、現在社会人として仕事をされている方なども、受講をしやすいカリキュラムであるといえるでしょう。
保育園と聞くと勘違いをされてしまいがちですが、保育士資格がなくても開業可能です。
ただ、保育士資格がないと活動に制限をかけられる場面も多々あり、預かることが出来る人数などにも大幅な制限が出来ますので、可能であれば取得をした方が良いでしょう。
保育士資格を持っている人と一緒に始めることで、より制限なく働ける環境を作ることが可能です。
より自由度が高く、より保育園として機能させるためには、自身で保育士資格を取るか、保育士資格保有者と始めることをおすすめします。