介護職の面接で聞かれる質問
介護職の面接・・どんなことを聞かれるのか
どんな職業であっても、仕事に就く際、一般的に面接がありそれをクリアしなければなりません。
介護職への就職、転職も同じで面接を受けることになりますが、多くの場合、面接官から志志望動機について聞かれます。
「介護職に就こうと思った動機は何ですか?」といった「この事業所を選んだ理由は何ですか?」といった質問です。
介護の世界はただ働けばいいということではなく、社会福祉の精神が飛鳥となります。
介護の何に興味を持ち、どんな仕事をしたいと考えているのか、事業所の特徴などホームページなどで確認し、自分の言葉で伝えましょう。
前職を辞めた理由を聞かれることも多い
介護職であっても、その他の職業であっても、前職を辞めた理由を聞く事業所が多いです。
介護業界は人対人の中で仕事をするため、人間関係を円滑に築ける人材が欲しいと考えています。
中には離職理由を問われたとき、「前職で人間関係がうまくいかず」などを離職理由に挙げるのはNGです。
人間関係をうまく築けずに前職を辞めたのなら、今回仕事をしてもらってもまた人間関係で辞める可能性があると考えます。
前職の業務、人間関係に不満があったとしてもそれを理由にしないほうがいいでしょう。
介護への適応力があるか確認する質問もある
介護は特に、高齢の方に対する業務となるため、介護経験がない方にとってこんな仕事もするの?と驚くことや、痴呆の症状がある方に戸惑い、業務を継続できないことがあります。
そのため、「高齢者とかかわったことがあるか」などの質問を受けることも多いです。
他の業種から介護職へ転職を希望している人は、もちろん仕事の中で高齢者と深く関わった経験はないと思いますが、例えば自宅に祖父母がいて関わってきたとか、親族の介護を近くで見てきた経験など話せばいいでしょう。
こうした経験が全くない方は、高齢者との関係はなくても介護の仕事をしっかり覚えたいというやる気を会話の中で伝えていくことで、熱意が伝わるはずです。
また、介護業務の中には体位変換や下の世話、入浴介助など、テクニックと時には力が必要なこともあります。
そのため、「腰痛など体に問題がある部分は?」と聞かれることもあるのです。
特に今腰痛を持っている人は、介護の業務の中で悪化する可能性があるため、腰痛はありますか?とピンポイントで聞かれることもあります。
腰痛など全くなく、体力的にも問題ないときには「ありません」と答えればいいのですが、腰痛がある場合は、腰痛はあるけれど介護業務に支障がないレベルなど、素直に応えるべきです。
最近は介護業務を円滑に行うため、また介護者の業務をサポートするため、スタッフが利用できる介護機器を採用しているところも増えてきています。
腰痛がある方は、こういった事業所を見つけて応募してもいいでしょう。