介護職として働く場合の履歴書作成のポイント
介護職で働く際の履歴書・・どんな風に書けばいい?
どの企業の募集に対しても同じ履歴書では就職も転職もうまくいきません。
業種や企業の特徴を理解し、その上で履歴書を作成することが重要です。
名前や住所などの基本情報については同じでも、経歴の書き方、志望動機や希望、趣味の書き方に違いが出てきます。
介護職への就職を考えるとき、どんな点に注意して履歴書を作成すればいいのか学びましょう。
基本事項の中でのポイントとは
年号は、西暦で書くか、和暦で書くかあらかじめ決めて統一して書きます。
履歴書の日付は記入日ではなく「履歴書を提出する日」で、郵送する場合は履歴書を郵送する当日です。
住所は省略せず、都道府県名からマンション名、番地まで書き入れ、電話番棒については固定電話といつでも連絡がつく携帯電話も書き入れておきましょう。
学歴、職歴欄は、まず先頭行の中央に学歴と記載し、その下に高校から書き入れます。
学部、学科など詳しく、こちらも省略せず記載し、学歴の記入が終ったら次の行の中央に職歴と書き、職歴を時系列で書くのが基本です。
職歴に関しては介護系であれば従業員数や入所者数を書いておくと規模を伝える事ができます。
全て書き入れたら次の行に現在に至ると書いて、その次の行の右端に以上とか聞入れましょう。
免許、資格、趣味は介護職に通じるものを中心に書き入れる
免許は自動車免許のほか、介護職に関係するものがあれば、それを中心に書きます。
介護職の場合、業務によっては要介護者の自宅に行くこともあるため、自動車の普通免許を持っていれば必ず記載しましょう。
趣味に関しても、スポーツなど介護職として勤める際、役立つ趣味を書くことがポイントです。
趣味、好きな学科など空欄にならないように必ず記入します。
志望動機は端的にポジティブに書く
志望動機は例文などに載っている言葉ではなく、自分の言葉で書くことがアピールとなります。
よく施設の方針に共感したという例文がありますが、履歴書をたくさん見てきている担当者はどこかの例文だなと判断するでしょう。
共感について書くのであれば、その介護施設や業務に対して、どんな点に共感したのか書き入れます。
また貴社に貢献できれば・・・とやる気を示す言葉を入れたいときには、どんなことで貢献できるのか書く方がアピールとして伝わりやすいです。
これまで経験があるのであれば、「これまでの経験を活かし」ではなく例えば「これまで訪問介護で培ってきたコミュニケーション力を活かし」など具体例を一つ入れると気持ちを伝えやすくなります。
本人希望記入欄も空欄にしない
自分の希望を書き入れるのもいいのですが、お給料や勤務時間に関しては面接の際にお互い確認すればいいので、ここでは「御社の規定に従います」と書きます。
勤務希望時間やお給料などは、面接のとき改めて聞くようにしましょう。
ここに書き入れることがないという場合でも、履歴書は全て埋めることが求められます。
空欄を作らないことも重要なポイントです。