色彩心理カウンセラー
色彩心理カウンセラーは、色を使って感情に働きかける
色彩心理カウンセラーとはその名の通り、色を使って人間の心理、メンタル面を調整する、色の専門家のことを指します。
色は使い方によって大きな心理的効果を発揮し、テンションを上げる効果もあれば、反対に人の心を不安にすることまで、様々な感情に働きかけることが可能です。
特に、周囲の環境から影響を受けやすいお子さんの場合は、この色によって感情やメンタルが左右されやすく、教育的にも非常に効果を表すといえるでしょう。
色彩心理カウンセラーの働き方は、主に二パターンあります。
一つは、保育園や小学校など、特定の施設で働きながら資格を生かす方法、もう一つは専門の企業、もしくはフリーで活動し、様々な施設から依頼を受け、アドバイザーとして働く方法です。
どちらの働き方もそれぞれにメリットやデメリットがありますので、自分がどのようにして働きたいのかを考えて働き方を選ぶと良いでしょう。
児童の教育の場で活躍する場面が多数あり!
色彩心理カウンセラーは児童相手に非常に効果を表す職業ですので、自然と勤め先も、児童のかかわる施設が増えてきます。
例えば、入園式や卒業式などの、特定のイベントの際に、どのようなイメージにしたいのか、どのような飾りつけが効果的なのか、アドバイスを行っていきます。
また、子供たちが書いた絵の配色を見ることで、子供たちが現在どのような心理状況にあるのか、メンタルサポートをするためにも非常に役立つでしょう。
他にも、保育園や教室自体をどのような色にするべきか、狙った効果を与えるために効果的な配色はどんな色なのかなどの、施設そのものに対して相談を求められることも少なくありません。
さらに子供相手だけではなく、色の効果は大人にも効果を表します。
日頃教員が過ごす職員室や、保育士さんの制服の色合いなど、色を使って大人のメンタルにも働きかけ、快適な職場環境を提供するサポートをしていくこともあるでしょう。
色彩心理カウンセラーの資格取得の道
色彩心理カウンセラーは、3級から1級まであり、それぞれ資格に応じて、勉強内容、受講時間、仕事内容が異なります。
資格を得るためには専門の講習、カリキュラムを受講し、修了させる必要があるでしょう。
また、色彩心理カウンセラーのインストラクターとして働くためには、CPCAインストラクターとしての資格を取得する必要があります。
まずは一級を取得して、受講資格である、三級取得者を十名、育成を行ってから、こちらの資格に挑戦をされる方も多いでしょう。
色彩心理カウンセラーとしての仕事はもちろん、インストラクターとしての仕事も受けることが出来ますので、仕事の幅を広げたい方におすすめです。