介護職員初任者研修
介護に関する資格は制度改正が行われたことによって様々な変化があります。
まず介護職の登竜門として必須と言われているのが介護職員数初任者研修になります。
これは以前のホームヘルパー2級と同じようなものになりますが、トータルでの履修時間は約30時間となっています。
研修時間がこれだけの中で、施設での実習がなくなりましたので資格が欲しいと思って勉強する人の負担が軽減されています。
修了試験を受ければ資格が持てる
トータルで130時間後の研修を経て全ての過程が終了した時には修了試験を行うことになっています。
この修了試験に合格すれば資格を手に入れることができます。
介護を行っていく上で最も基本的な部分においても知識と技術を身につけるといった内容になっています。
近年では、介護に携わる人材が不足していることなどから、この資格を取得する人が増えているようです。
一般的には要介護者の日常生活全般の援助を行っていくものになりますが、これ以外にもご家族に介護が必要になった際などに役立つ資格になっています。
誰でも受講することができる
介護職員初任者研修は特に受験資格などがありませんので、誰でも受講することができます。
前述の通り、全ての科目を修了した上で、終了試験に合格すれば有資格者となりますので様々な介護施設で働くことができます。
さらには、実務経験を3年以上積むことによって介護福祉士5年以上でケアマネージャーを目指していくことも可能です。
要介護者そして高齢者との接し方について詳しい知識技術を身につけることができるので、取得しておいて損をすることはないでしょう。
意識に関しては1時間程度で終了するものになっています。
平均すると3ヶ月程度で皆さん科目をしっかりと終了され試験に合格しているようです。
自治体などでも受講することができる。
それぞれの自治体やその他にも、民間の養成研修期間などが増えてきていますので、このような場所で講座を受けることができます。
また通信で勉強をすることも可能になっていますので、ある程度の事前知識を通信で身につけた上で修了試験を受けるといった方法もあるよいでしょう。
まず第1にこちらの資格を取得するのであれば、要介護者の自立支援をしっかりと意識しなければなりません。
単純に知識を持っていても実際に要介護者を目にすると力が足りなかったりすることもあります。
体力的な部分でも頑張っていかなくてはならない仕事が多いため、どのような場所で働くのかについても知識を持ちましょう。
また、近年では介護に携わる職業も次々と増えており、職場に関してもグループホームや訪問介護と幅広くなりました。
そのため、早い段階でこちらの資格を取得しておけば今後就職先を探していく上で助かるでしょう。